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理由で解く 理学療法士
脂肪は胃排出を遅らせるため、胃内停滞時間は糖類より脂肪の方が長い。
胃内容の排出速度は栄養素によって異なり、糖類がもっとも速く、タンパク質、脂肪の順に遅くなる。脂肪が十二指腸に達するとコレシストキニンなどが分泌されて胃の運動と排出が抑制されるため、脂肪食は胃内停滞時間が長くなる。したがって「胃内の停滞時間は糖類より脂肪の方が長い」が正しい。ペプシンは胃液に含まれるタンパク質分解酵素であり、脂質を分解するのはリパーゼである。セクレチンは十二指腸のS細胞から分泌され、重炭酸に富むアルカリ性膵液を出させるとともに胃酸分泌はむしろ抑制する。内因子は胃の壁細胞から分泌され、ビタミンB12と結合して回腸での吸収を助ける物質であり、ビタミンB6の吸収に関与するというのは誤りである。胃液分泌は食物が胃に到達する前の脳相、すなわち食物を見る・においをかぐ・味わうといった刺激による迷走神経性の分泌から始まるため、「胃に到達してから起こる」も誤りである。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 胃内停滞時間 | 糖質<タンパク質<脂肪 |
| ペプシン | タンパク質分解 |
| セクレチン | 胃酸抑制・膵液分泌促進 |
| 内因子 | B12と結合(吸収は回腸) |
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