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理由で解く 理学療法士

QP52A055 解剖学

出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問55
問題
胸椎に付着する筋はどれか。
選択肢
1 外腹斜筋
2 肩甲挙筋
3 前鋸筋
4 僧帽筋
5 内腹斜筋
解答
正解4(僧帽筋)
解説

僧帽筋は後頭骨・項靭帯・C7〜T12棘突起に起始し、胸椎に付着する唯一の選択肢。

各筋の起始・停止から胸椎付着の有無を判断する。僧帽筋は外後頭隆起・項靭帯およびC7〜第12胸椎(T12)の棘突起から広く起始し、鎖骨外側・肩峰・肩甲棘に停止する。したがって胸椎に付着する。肩甲挙筋はC1〜C4横突起、前鋸筋は第1〜9肋骨、外腹斜筋は下位肋骨、内腹斜筋は鼠径靭帯・腸骨稜・胸腰筋膜が付着部で、いずれも胸椎棘突起には付着しない。

✗ 1. 誤り
外腹斜筋
第5〜12肋骨から起こり腸骨稜等へ、胸椎付着なし
✗ 2. 誤り
肩甲挙筋
C1〜C4横突起から起始、頸椎付着
✗ 3. 誤り
前鋸筋
第1〜9肋骨から起始、肋骨付着
✓ 4. 正しい
僧帽筋
後頭骨・項靭帯・C7〜T12棘突起に起始し胸椎に付着
✗ 5. 誤り
内腹斜筋
鼠径靭帯・腸骨稜・胸腰筋膜に付着、胸椎付着なし
ポイント
  • 僧帽筋=後頭骨〜T12棘突起に起始
  • 肩甲挙筋は頸椎横突起起始
  • 腹斜筋群は肋骨・腸骨に付着
比較表
各筋の起始(付着部)
主な起始
僧帽筋後頭骨・項靭帯・C7〜T12棘突起
肩甲挙筋C1〜C4横突起
前鋸筋第1〜9肋骨
外腹斜筋第5〜12肋骨
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