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理由で解く 看護師国試
低比重・低浸透圧の大量希釈尿と多飲多尿は、下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモン〈ADH〉不足による尿崩症を示す。
1日尿量5Lの多尿、尿比重1.005・尿浸透圧110mOsm/kgの著しく薄い尿は、腎での水再吸収が行われていないことを示す。水再吸収を促す抗利尿ホルモン(ADH/バソプレシン)は下垂体後葉から分泌される。ADHの不足(中枢性尿崩症)では水が再吸収されず希釈尿が大量に排泄され、口渇・多飲・多尿をきたす。したがって原因ホルモンの内分泌器官は下垂体後葉である。糖尿病による浸透圧利尿では尿比重は高くなるため本例とは異なる。
| 病態 | 尿比重・浸透圧 | 機序 |
|---|---|---|
| 中枢性尿崩症 | 低い(希釈尿) | 下垂体後葉のADH分泌不足 |
| 糖尿病 | 高い | 高血糖による浸透圧利尿 |
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