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理由で解く 看護師国試

Q114A007 人体の構造と機能

出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問7
問題
胎児循環で酸素を最も多く含む血液が流れているのはどれか。
選択肢
1 臍静脈
2 臍動脈
3 肺静脈
4 肺動脈
解答
正解1(臍静脈)
解説

胎盤で酸素化された動脈血を胎児へ運ぶ臍静脈が、最も酸素を多く含む。

胎児はガス交換を胎盤で行う。胎盤で母体血から酸素と栄養を受け取った動脈血は、臍静脈を通って胎児へ戻る。したがって臍静脈血が最も酸素飽和度が高い。臍静脈血の多くは静脈管(アランチウス管)を経て下大静脈に合流する。一方、臍動脈は胎児から胎盤へ二酸化炭素の多い静脈血を送るため酸素が少ない。胎児では肺呼吸をしていないため肺循環の血液も酸素は多くない。

✓ 1. 正しい
臍静脈
胎盤で酸素化された血液を胎児へ運ぶため最も酸素が多い
✗ 2. 誤り
臍動脈
胎児から胎盤へ二酸化炭素の多い血液を送るため酸素は少ない
✗ 3. 誤り
肺静脈
胎児は肺でガス交換をしないため酸素飽和度は高くない
✗ 4. 誤り
肺動脈
肺動脈は肺へ向かうが、多くは動脈管を通り、酸素は臍静脈ほど多くない
ポイント
  • 臍静脈=酸素の多い血液を胎盤から胎児へ
  • 臍動脈=酸素の少ない血液を胎児から胎盤へ
  • 胎児のガス交換は胎盤で行う
  • 静脈管・動脈管・卵円孔が胎児循環の特徴
比較表
胎児循環の血管と血液
血管血液の向き酸素量
臍静脈胎盤→胎児多い
臍動脈胎児→胎盤少ない
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