学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第7章 ▸ 一般 / Q112A057
理由で解く 看護師国試

発育曲線は「基準線のどこにいるか」ではなく「基準線と平行に同じチャンネルを追従しているか」で評価する。チャンネルを横切る(特に平坦化して下方に横断)=体重増加不良で異常を疑う。
身体発育曲線の判読では、実測値が基準線(本図は+2.05D/+1.05D/平均/-1.05D/-2.05DのSD曲線)と平行に、同じチャンネル(基準線と基準線の帯)内を保って推移していれば、上位・平均・下位のどこにいても正常な発育と評価する。逆に、実測曲線がチャンネルを横切って上方または下方に大きくずれる場合は異常を疑う。とくに体重曲線が途中で平坦化(プラトー)し基準線を下方に横断していく所見は、体重増加不良(成長の停滞)を示し、栄養障害・慢性疾患・内分泌疾患・虐待(ネグレクト)などの精査が必要となる。選択肢3は12か月頃まで増加した後に18か月までほぼ横ばいとなり、-1SDから-2SD側へチャンネルを下方に横切っているため異常が疑われる。選択肢1(上位)・4(下位)は基準線と平行に追従しているだけで、値の高低にかかわらず正常変異であり、選択肢2も平均付近を順調に増加しているため異常ではない。よって正答は3。
| 所見 | 解釈 |
|---|---|
| 曲線に沿って増加 | 正常な発育 |
| 下方へ線を横切って逸脱 | 体重増加不良・成長障害を疑う(異常) |
| ±2SDの範囲内で推移 | おおむね正常範囲 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。