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理由で解く 看護師国試

Q109P067 精神看護学

出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問67
問題
精神障害の三次予防の内容で適切なのはどれか。
選択肢
1 うつ病患者の復職支援
2 住民同士のつながりの強化
3 精神保健に関する問題の早期発見
4 ストレス関連障害の発症予防に関する知識の提供
解答
正解1(うつ病患者の復職支援)
解説

三次予防はすでに発症・治療を受けた人の再発防止・社会復帰(リハビリテーション)を指す。うつ病患者の復職支援がこれに該当する。

Caplanの予防概念では、一次予防は発症前の健康増進・発生予防、二次予防は早期発見・早期治療、三次予防は既に疾病をもつ人の再発防止・機能回復・社会復帰の支援を指す。うつ病で治療を受けた患者の復職支援は、社会生活への再適応を促すリハビリテーションであり三次予防にあたる。

✓ 1. 正しい
うつ病患者の復職支援
発症・治療後の社会復帰・再発防止を目的とするリハビリで、三次予防に該当する
✗ 2. 誤り
住民同士のつながりの強化
地域の健康度を高める健康増進で、発症前の一次予防
✗ 3. 誤り
精神保健に関する問題の早期発見
問題を早期に見つけ対応する二次予防
✗ 4. 誤り
ストレス関連障害の発症予防に関する知識の提供
ストレス関連障害の発症予防に関する知識の提供:発症そのものを防ぐ健康教育で一次予防
ポイント
  • 三次予防=再発防止・社会復帰(リハビリテーション)
  • 一次=発症予防・健康増進、二次=早期発見・早期治療
  • 復職支援・デイケアは三次予防の代表例
比較表
精神保健における予防の三段階〈Caplan〉
段階目的具体例
一次予防発症予防・健康増進ストレス対処の知識提供、住民のつながり強化
二次予防早期発見・早期治療精神保健問題のスクリーニング・相談
三次予防再発防止・社会復帰うつ病患者の復職支援、デイケア、SST
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