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理由で解く 看護師国試

胸腔内圧はつねに陰圧で、吸息時にさらに陰圧化(約-5→-8cmH₂O)し呼息で戻る(選択肢4)。
胸腔内圧(胸腔内圧・胸膜腔内圧)は、肺の弾性収縮力と胸郭の外向きの力の釣り合いにより、安静呼気位でも約-5cmH₂Oの陰圧に保たれている。吸息時には横隔膜・外肋間筋の収縮で胸郭が広がり肺がさらに引き伸ばされるため、陰圧はいっそう強まり吸息終末で約-8cmH₂Oに達する。呼息時には胸郭・肺が元に戻り-5cmH₂Oへ復する。したがって曲線は「全域が陰圧」かつ「吸息相でより陰圧(下向き)、呼息相で戻る」という特徴をもつ。これに合致するのは選択肢4である。1・2は0を中心に陽圧・陰圧を行き来しており、2は肺胞内圧(吸息で陰圧・呼息で陽圧)の波形に相当する。3は全域陰圧だが吸息相で陰圧が弱まる向きで、変化方向が逆である。
| 呼吸相 | 胸腔内圧 | 肺の状態 |
|---|---|---|
| 吸息相 | 約−8cmH2O(陰圧が最も強い) | 拡張 |
| 呼息相 | 約−5cmH2O(陰圧が弱まる) | 収縮 |
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