学習トップ理由で解く 看護師国試第4章 ▸ 一般 / Q106P036

理由で解く 看護師国試

Q106P036 基礎看護学

出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問36
問題
検査の目的と採尿方法の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 細菌の特定 ── 中間尿
2 腎機能の評価 ── 杯分尿
3 肝機能の評価 ── 24時間尿
4 尿道の病変の推定 ── 早朝尿
解答
正解1(細菌の特定 ── 中間尿)
解説

尿路感染の起炎菌を特定するには、外尿道口の常在菌混入を避けられる中間尿が適切。

細菌を特定する尿培養では、排尿の出始めを捨てて途中の尿を採取する中間尿を用いる。これにより外尿道口付近の常在菌の混入を減らし、真の起炎菌を評価できる。分杯尿(前半・後半に分けて採取)は尿道・膀胱など出血や病変の部位推定に用いる。24時間尿は1日の総排泄量を測り、クレアチニンクリアランスなど腎機能や内分泌評価に用いる(肝機能評価には用いない)。早朝尿は起床直後の濃縮された尿で、蛋白尿・妊娠反応などの評価に適し、尿道病変の推定には使わない。したがって組合せとして正しいのは細菌の特定と中間尿である。

✓ 1. 正しい
細菌の特定 ── 中間尿
常在菌の混入を避け起炎菌を評価でき、組合せとして正しい
✗ 2. 誤り
腎機能の評価 ── 杯分尿
腎機能評価は24時間尿等。分杯尿は病変部位の推定用で不適合
✗ 3. 誤り
肝機能の評価 ── 24時間尿
24時間尿は腎機能・内分泌評価に用い、肝機能評価には用いない
✗ 4. 誤り
尿道の病変の推定 ── 早朝尿
尿道病変の推定は分杯尿。早朝尿は蛋白尿等の評価用で不適合
ポイント
  • 尿培養(細菌特定)=中間尿
  • 分杯尿=出血・病変部位の推定
  • 24時間尿=腎機能・1日総量の評価
  • 早朝尿=蛋白尿・妊娠反応など濃縮尿の評価
比較表
採尿方法と主な目的
採尿方法主な目的
中間尿細菌の特定(尿培養)
分杯尿出血・病変部位の推定
24時間尿腎機能・1日排泄量・内分泌評価
早朝尿蛋白尿・妊娠反応などの評価
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 看護師国試
App Store入手